世界最大のお花・お庭のイベント、チェルシーフラワーショーは毎年大変人気で国内外から多くの人が訪れます。人気の日はチケットも即完売になるほど。
チケットが買えなかった、今年は予算が・・・、雰囲気だけを楽しみたい という方たちに素敵な無料フラワーイベントが存在します!
それはどんなイベントかといいますと、
もう一つのチェルシーフラワーショー、
「チェルシー・イン・ブルーム(Chelsea in Bloom)」です✨
1913年から開催されているこちらのイベントは、毎年5月下旬のシェルシーフラワーショーの開催日に併せて催されます。
どんなイベントかといいますと、
毎年あるテーマに沿って、開催エリアのショップ、レストラン、ホテルなどの参加企業がフラワーディスプレーを披露するというもので、
イベント中は豪華なフラワーディスプレイでとっても華やかな風景です。フラワーショーと同様、こちらのイベントも素晴らしい作品には賞が受賞されます。
開催エリアはこちらです
さて、お次はこんな素敵なショーが、いったいどこで開催されていかをお伝えしますね。
おおまかに説明しますと、ハロッズ(Harros)やハービーニコルズ(Harvey Nichols)といった高級デパートが建ち並ぶエリアから、王室御用達パートリッジズ(Partridges)の辺りを通り、チェルシー地区の西側まで展開されています。
エリアはだいたいこの辺りです。
効率よく回るとしたら、
地下鉄Night Bridge駅からスタートするといいです。
映画がテーマのフラワーディスプレイ
毎年テーマが決められてるのですが、2023年のテーマは「Flower on Film」でした。
ということで、映画中のキャラクターや物語からのインスピレーションで表現したフラワーディスプレイがチェルシー地区を華やかに彩っていました。
こちらはホテルです。
ドアマンさんは写真を頼まれて一緒にフレームに入ったりとか、この期間だからできることですよね。
チェルシー・イン・ブルームの中心部です。
この日はいい天気でしたので、太陽の下、たくさんの人が木陰に座ってお茶したり、お話したり
華やかな雰囲気でした。
案内所があり、MAPがもらえたり、スタッフさんたちがいろいろと説明してくれます。
スマホで地図を確認するのもいいですが、一度にすべてのエリアが表示できないのチェルシーインブルームのホームページから地図をプリントアウトするか、案内所でゲットする方が
効率よく歩けたな、と思いました。
ジュラシックワールドがテーマのディスプレイ。迫力ある恐竜です。
こちらはアパレルショップ。シンプルですが美しいディスプレイです。
デパートの入り口です。 左の女性は人形ではなく、女性でした~。
こちらは英国御用達スーパーマーケット、Partridgeの玄関口です。
パン、カップケーキ、ドリンク、夏の期間のアイスクリームが売られていましたので、小腹がすいたら
こちらで買って、お店の前の広場で休憩。
私はシナモンロールを買って食べました。
こちらは斬新なアイデアです。
映画館といったら、ポップコーン!
開場はチェルシー地区を使ってということですので、かなり広範囲です。
長距離を歩くのに慣れている人はいいですが、
チェルシーフラワーショーと、チェルシーインブルームの両方を1日で回るのは大変です。
しかし旅行期間は限られていますよね。
そんな場合は、時間が決まっていますが、
チェルシーインブルームのガイドツアーに参加すると、見どころを紹介してくれながら歩いて見学ができますよ。
ワンポイント・アドバイス
最後に、チェルシーフラワーインブルームのワンポイント・アドバイスです。
・フレッシュなお花で観るのがやっぱり一番きれいですので開催すぐがおすすめ
・地図を事前にプリントアウトまたは案内所でゲットする
・地下鉄Night Bridge駅からスタート
・エリアが広いため歩きやすい靴で
5月はいろいろな場所で美しいお花が咲いています。フラワーショーだけでなく、普通の自宅のお庭や、公園などでも色とりどりのお花を楽しむことができます。
とってもいい時期です。もしイギリスに行くとしたら4月から6月がいいなあと個人的に思います。
©All photos taken by happy life tabi 2023