イギリスといったらどこの町にも必ずあるパブ（Pub）。せっかくイギリスにいくのなら本場のパブにも行ってみたいですよね！でも女性ひとりでパブに入るのは勇気がいるかと思います。そこで筆者が実際に訪れて、ひとりでもリラックスできるパブを体験してきました。
それでは、ひとり旅の女性でも気軽に入れるロンドンのパブをご紹介いたします。
パブとは？
パブとはPublic house/パブリック・ハウスの略、飲食や会話を楽しむ社交場として発展してきた「公共の場」のことを言います。パブの食事といったらフィッシュ＆チップス、シェパーズパイといったイメージがあるかと思います。しかし午前中にはイギリスの伝統的なブレックファーストを提供しているパブもあります。それにちょっとした休憩にお茶やコーヒーを飲むだけでもいいのですよ。日曜日にはパブでサンデーローストと呼ばれるボリュームがある食事を家族とゆっくりと食べながら過ごす風習があり、パブは喫茶店のように子供からお年寄りまで楽しめる場所です。
とはいっても、行きつけの常連さんがいたり、会社帰りのビジネスマンがたくさんいたりして旅行者としてはちょっぴり入りにくい雰囲気もあるかもしれません。そこで筆者が実際に訪れ、女子でも気軽に入れるパブをまとめました。
① ザ・チャーチル・アームズ（The Churchill Arms）
たくさんの花で飾られた外観は知る人ぞ知るインスタ映えする場所です。
パブの始まりは1750年。なぜチャーチルという店名なのでしょう？それは1800年代にウィンストン・チャーチル元首相の祖父母がよく訪れており「チャーチル」という名前が付けられたそう。店内は鍋や家具など一瞬ガラクタとも思えるようなたくさんの小物が天井から吊るされており、チャーチル家の歴史を感じる空間です。
お隣りのスペースはタイ料理レストランになっています。こちらのタイ料理もおすすめです。
住所：Kensington, 119 Kensington Church Street, London, W8 7LN
最寄り駅：地下鉄 Notting Hill Gate駅
② ザ・ウォリントン・ホテル（The Warrington Hotel)
1857年に創業。ホテルの1階にパブがあります。
大理石、モザイク、ステンドグラスなどの美しい装飾が施されたパブです。なかは広々としていて、テーブル同士の位置も程よく離れているのでゆっくりと過ごせます。近くにはビートルズに関連する、かの有名なアビーロードがあります。アビーロードで記念写真を撮った後の休憩にいかがでしょうか。
住所：93 Warrington Crescent, Westminster, London, W9 1EH
最寄り駅：地下鉄 Marylebone駅、Warwick Avenue駅
③ ブリックレイヤーズ・アームズ (Bricklayers Arms)
ドミニオン劇場やファッション系のお店が立ち並びます。パブは路地を入った場所にありますので隠れ家的です。2階は広々としていて、大きなソファがあります。客同士が近すぎない距離にテーブルがありますので静かに過ごせます。
大英博物館からも徒歩圏内です。
住所：31 Gresse Street, London W1T 1QS
最寄り駅：地下鉄 Tottenum Court Road駅
④ ザ・ホワイト・ライオン (The White Lion)
ロンドンで人気のエリア、コベント・ガーデンにあります。
観光地ともあり、いつもたくさんの人で盛り上がっています。会社帰りのスーツを着たビジネスマンもいます。コベントガーデン観光ついでに入りやすいです。
住所：24 James Street, Greate, London WC2E 8NS
最寄り駅：地下鉄 Covent Garden駅
⑤ プリンス・オブ・ウェールズ（Prince of Wales）
この辺りは緑が多く都会の喧騒から離れ、ゆったりとした時間が流れています。徒歩圏内にハムステッド・ヒースがあり、お散歩コースになっています。ヒース内にはジュリア・ロバーツとヒュー・グラント主演の「ノッティングヒルの恋人」のロケ地としても使用されたケンウッド・ハウスがあります。アートミュージアムとなっており無料で入れます。とても大きな公園ですので一周するのはかなり大変かもしれませんがいい運動になります。
住所：86 Junction Road Tufnell Park, London N19 5QZ
最寄り駅：地下鉄 Archway駅、Highgate駅
いかがでしたでしょうか。
ロンドンには数えきれないくらいたくさんのパブがあり、それぞれ個性があり魅力的です。
今回は女子でも気軽に入れるパブをご紹介させていただきました。
たくさんのバプを訪れてあなたのお気に入りがみつかるといいです。
