エディンバラ 一人旅、女子だけでも気軽に入りやすいおすすめのパブでスイーツ

スコットランド
女子一人旅でも気軽に入れるパブInエディンバラ

 スコットランドの首都エディンバラは毎日多くの観光客で賑わっています。市内は旧市街と新市街に分かれており、どちらも荘厳な建物が残る美しい街です。旧市街にはエジンバラ城からホーリールード宮殿まで伸びるロイヤルマイルと呼ばれる長い道があり、その左右には何百年前からの建物が立ち並び、まるで時が止まったよう。もちろんその頃から今も残っているパブもあります。せっかくエディンバラに来たのだからスコットランドのパブにも行きたいですよね。だけど女子一人で入るのはとても勇気がいることです。そこで筆者(女子)が実際に訪れて確認してきた、女子一人でも気軽に入れる場所をご紹介いたします。

はじめに

まず、パブに入いったら、どこに座ったらいいか、どこで注文したらいいか迷うかもしれません。
飲み物だけでしたら直行でカウンターで注文、お支払いです。
食事をする場合は店員さんが席を案内してくれます。この場合はテーブル会計です。
パブによっては自分で好きな席に座ることができます。
レストランではないですのでチップも不要です。請求されるのはメニューに表示の金額だけです。

さあ、スタートです。

The Ensign Ewart

まずは、ロイヤルマイルのエジンバラ城に一番近くに位置するパブからご紹介します。

エジンバラ城を出てすぐの、右手にあるウィスキーミュージアムを通り過ぎ、少し行った
先の左手にあります。

入り口が小さいですので通り過ぎてしまわないようにしてくださいね。

こちらのパブは1680年頃に地下で開業されていました。現在の地上の建物ができたのは17世紀後半と言われています。300年も前の建物です。

Pubの名前はナポレオンの最後の戦いと言われるウォータールーの戦いにて勝利したEnsign Charles Ewartさんの栄誉をたたえて名付けられたとか。

店内に入ると、ドリンクだけか食事をするか聞かれます。
それによって席に案内されます。
ドリンクだけと言っても、後から気が変わって食事を注文しても大丈夫です。

こちらでは、紅茶とSticky Toffee Pudding(スティッキー・トフィー・プディング)をいただきました。

紅茶を注文したら熱湯は小さなポットに入って出てきました。ティーバックを自分で入れて飲む形式です。また、一口大のファッジも付いていました。ミルクは注文時に頼むと一緒に持ってきてくれます。

冒頭でお伝えしたとおり、Pubはコーヒーや紅茶を飲むだけでもいいのですよ!カフェのように休憩できる場所として使用してOKなのです。

店内はテーブル席が多くあります。

お客さんはドリンクだけ頼んでいる人もいれば
家族でサンドイッチなどランチをしているお客さんもいました。

日によりますが、
店員さんがテーブルに注文を聞きに来てくれたり、
バーカウンターに行って注文したりします。

トイレは入っていないですが狭そうでした。

住所:521-523 Lawnmarket, Edinburgh EH1 2PE
営業:月~日

Deacon Brodie’s Tavern

先のThe Ensign Ewartから少し歩いた場所に位置します。角にありますのでわかりやすいです。

こちらの建物は1806年に建てられました。約200年前の建物です。

ロバート・ルイス・スティーブンソンの物語「ジキルとハイド」の元となった人物、Deacon Williams Brodiesの名が付けられたPubです。彼は熟練の大工で市議長も務めていた勤勉な市民でした。ところが夜になると人が変わりギャンブルとお酒に夢中になり借金を作ってしまいます。この借金返済のため悪事を繰り返していたそう。

さて、店内は1階はドリンクのお客用のフロア。お食事をする場合は奥の階段を上がって2階に行きましょう。2階に行くと店員さんが席を案内してくれます。

こちらでもデザートをいただきまして、
Bramley Apple Pie(ブラムリー・アップルパイ)と紅茶を注文しました。

紅茶はポットで出してくれるのがうれしいです。

お昼の時間帯はランチのお客さんで混みあいますので少し待つかもしれません。

トイレは2Fにあり、広々としていて3つぐらいありました。

1Fのドリンクフロアはいつもたくさんの人で賑わっています。
ゆっくり過ごすなら2Fに行った方がいいかもしれません。

住所:435 Lawnmarket, Edinburgh EH1 2PE
営業:月~日

The Advocate

場所はロイヤルマイルにあるスターバックスの角を右に曲がったところにあります。

店内は広々とした空間です。
床はタータンチェックのカーペットが敷かれており
さらにスコットランドのPubにいることが実感できます。

お昼前でしたのでお客さんは少なかったです。席も好きな席に座ることができました。

店内は広く、テーブルとの間にスペースがありますのでゆったりとできます。

大画面のテレビがありましたのでサッカーなどの試合がある時は賑わいそうだなと
思いました。

こちらで注文したのは、スイートポテトのサラダ和えです。
スイートポテトは日本のさつまいものようないもでした。
注文してから焼いてくれたのか、ホカホカしたポテトが食べられました。甘くておいしかったです。

場所はここにあります。先ほどのDeacon Brodie’s Tavernからまっすぐ進んでいくと、
右手にスターバックスが見えてきますので、その角で右に曲がります。曲がると途中に
パン屋さんがあります。そのまままっすぐ進みます。Pubの看板が見えますので
すぐに見つけられるかと思います。

トイレもきれいでした。

住所:7 Hunter Square, Edinburgh EH1 1QW
営業:月~日

George Ⅳ

ロイヤルマイルから少し離れた場所にあります。ロイヤルマイルから3分以内の場所です。

パブは1829年から1983年の間に建設された300mの長さのGeorge Ⅳ橋に建っています。この橋は当時のジョージ4世国王にちなんで名づけられました。ちなみに橋の下には世界遺産に登録されている
Cow Gate(牛ゲート)があります。家畜業者が商売用の牛たちを連れて通った道とされています。

こちらではShortbread Cranachanというデザートを注文してみました。

スコットランド伝統のデザートだそうです。
ウィスキーとはちみつの生クリームの上にラズベリー、ミント、ショートブレッドがのせてあり、
オーツ麦とラズベリーソースがかかっています。1個1個は小さなサイズですがとても甘いので
1人で4つは多いかもしれません。

場所はパブDeacon Brodie’s Tavernを右に曲がり、スコットランド国立図書館の方へ
歩いて行きます。橋を渡ってすぐにパブはあります。
通りを挟んで反対側にはJKローリングがハリーポッターを執筆していたとされるカフェ
があります。(現在は閉まっています。再開未定)
また、このパブを通り過ぎてさらに歩き、左に曲がるとスコットランド国立博物館が
あります。

トイレはきれいでした。

住所:54 George Ⅳ Bridge, Edinburgh EH1 1EJ
営業:月~日

まとめ

いかがでしたでしょうか。今回は観光客がたくさんいるロイヤルマイル付近のパブを
ご紹介いたしました。パブはコーヒーショップ感覚で気軽にお茶ができる場所です。
そしてほとんどのパブは何百年前から存在している建物であり、歴史もあります。
昔に想いを寄せながらゆったりとした時間を過ごしてみてはいかがでしょうか。

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